【オンライン交流】舞鶴中 × 8か国(10地域) 【オンライン交流】舞鶴中 × 8か国(10地域)
今回は中学校でのオンライン交流を実施しました!中学生は、英語で会話できることも増えるため、全員が会話をする機会を持てるようグループ交流を推奨しています。今回は、APCCの海外同窓会組織「BRIDGE CLUB」のメンバーに協力してもらい、なんと8か国(10地域)約20名と交流することができました!
2024年9月26日(木)、27日(金)
■参加校: 福岡市立舞鶴中学校(3年生 約28名×4クラス)
■交流先: インド、インドネシア、ハワイ、フィリピン、アトランタ(アメリカ)、オークランド(アメリカ)、タヒチ、カンボジア、パプアニューギニア、モルディブ(主に10~20代の青年達)
■時 間 : 50分授業を1日2回、計4回実施
■内 容 : 全体での挨拶、グループ交流(学校紹介、日本紹介、クイズ、フリートーク)
■交流内容
▶6月事前学習
事前学習として、6月に海外メンバーからのショートメッセージを視聴。知りたいことなどを投げかけてもらい、9月の交流に向けた動機付けを行いました。
▶9月交流当日
全体交流
【初めの挨拶】
まずは、教室の中央に全員集まって挨拶!画面に各国メンバーの顔が映し出されると歓声があがりました!
海外メンバーから一人ずつ簡単に自己紹介をしてもらってから、いよいよグループに別れての交流スタート!
グループ交流
【学校・日本文化紹介/クイズ】
1グループ3~5名に分かれて、まずは自己紹介。
その後、パワーポイントで事前に準備した資料で、自分の学校や日本文化について紹介をしました。
そして、お楽しみのクイズ大会!!
「給食で一番人気のメニューは?」「福岡で有名な食べ物は?」「山笠の歴史はいつから?」
などなど、生徒が考えたクイズで大盛りあがり!
正解したら一緒に喜びあって、みんなが笑顔になっていたのが印象的でした^^
【フリートーク】
グループ交流後半はフリートーク!
聞き取りが難しかったり、単語が出てこないこともありましたが、グループの仲間と相談しあって、コミュニケーションを一生懸命にとっていました。
好きな食べ物やアイドルの話、知っている日本の歌についてなどなど、教科書に関われている会話ではなく、英語で本当の会話をすることができました。
中には、大学で法律を学んでいるインドのメンバーが大学の設備である法廷を見せてくれたり、タヒチのメンバーは海を見せてくれたり、リアルタイムで繋がっているからこその景色を見せてもらうこともできたそうです。
全体交流
【終わりの言葉】
30分のグループ交流もあっという間に終わり、お別れの時間。30分という短い交流でしたが、名前を呼んで別れを惜しんでいました。そして、授業終了後は「楽しかった~!」とみんな笑顔が溢れていました。
▶10月事後学習
グループで交流をした海外メンバーへメッセージカードを準備し、御礼を伝えました^^
【各国の言葉で「こんにちは!」】
【相談できる仲間がそばにいるから安心^^】
【クイズを出して大盛りあがり!自分達の学校や日本文化について伝えることができました!】
■アンケート結果(児童アンケートより抜粋)
■交流をして、気づいたことや学んだことがあれば教えてください。
・最初はそんなに話せなかったらどうしようと心配していたけど、意外と話してみると会話が弾んで楽しかった。
・英語を通して海外に住んでいる人たち(どの国でも)とコミュニケーションをとれることがすごいと思った。
・しっかり英語を喋る事ができなくてもコミュニケーションが取れることを知った。また、フリートークのときに会話が途絶えないように場をつなぐにはどうすればいいか学ぶことができた。
・相手はアニメを見ていないなど、日本では当たり前のことでも外国の人からしたら、当たり前ではないこと、違いに気づけました。違うことを理解して、生きていくことがこれから大切だと思いました。でも、フォーが好きって言っていて、違いだけじゃなくて、共通することもあることを学べたと思います。
・人種も言語もちがうけど、お互いがわかり合おうとすれば話すことも気持ちを共有することもできることを感じました。人間は心が大事だなと思いました。
・海外で話す英語と授業で学び発音している英語にはとてつもない高い壁があることに気付いた。単語、単語で区切るのではなく続けて発音するために日頃の音読をおろそかにしないようにする。文法がわからなくても、気持ちで伝わることを学んだ。
・フリートークでは、質問をその場ですぐに英語で話さないといけなかったので、英文を考えることはとても勉強になった。また、会話をつなげることが少し難しかったので、会話文で使える英単語なども覚えていきたいです。
・英語を書き表すことは簡単だが、実際に外国人を前にすると伝えたいことがとっさに表現できず、もっと会話の練習が必要だと思った。外国人は明るい人ばかりなのかと思っていたがシャイな人もいることに気づいた。
■また交流するとしたら、どんな交流をしてみたいですか?または、どんなことを聞きたいですか?
・今回はズームだったから今度は海外に行って話を聞いたり色んな体験をしたいなと思った。
・相手の国の文化や特徴、日本との共通点、相違点について知りたい。
・次は聞きたいことを明確に決めて流暢な英語で積極的に質問をしていきたいです。
・相手の国について紹介してほしいと思った。インターネットなどで調べた情報だけではなくて、そこに住んでいるからこそ知っているような情報を聞いてみたい。
・今回の国際理解の学習では、相手の好きなものや相手の国のことについてたくさん知れたので次は国のことだけでなく、相手自身(どういう考えをしているかなど)を知りたいです。
・今度は直接話したり、一緒に御飯を食べたりしたり、最後にスポーツで一緒に楽しい空間を共有していきたい。海外のスポーツについて聞いてみたい。
・今回はインドネシアの方と交流をしたので次は別の国の方と交流をして、その国の良さや文化について知りたいです。
・今回の反省を活かして、もっと明るい表情で、フレンドリーな交流をしたい。そして、相手の趣味についてや、学校のことについても聞いてみたい。
■感想があれば自由に書いてください。
・外国の人と長い間会話をするのは初めてで、話が止まってしまわないか緊張したけど、反応を大切にしたり、聞き取れなかったことはもう一度聞き返したり、工夫をしたら、あまりうまく話せなくても、楽しむことができるのだと思いました。またしたいです!
・事前準備の一学期の時点ではとても不安だったが、実際に本番を迎えるととても楽しいものになった。 また機会があればもっと知識を増やしてレベルの高い会話を目指したいです。
・オンライン交流で英語で話すのは難しかったけれど、同じグループの人と協力しながら話すことができてとても楽しかったです。
・言語が違う人と話したことはあったけれども年の近い人と話したことがなっかたので 新鮮でよかった。
・初めてオンラインで海外の方々と交流してみて、最初はできるか不安で抵抗はあったけど意外と海外の人も楽しんでる姿を見て自分もとても楽しくなりました。またこういう機会があればもっと質問などもしてみたいです。
・学びが多い上に楽しむことができた。わたしたちの学年ではもうすることがなかったとしても、次の学年も続けていってほしい学習だと思った。
・めっっっっっっちゃ楽しかったです!一学期から準備をして、私達のために交流の場を作ってくれてありがとうございます!!!
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